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>> 2006.04.19 (Wed)

軽自動車の原点に立ち返り、軽自動車としての本質を追求したエッセは、毎日の生活にちょこっとエッセンス(香り)を加え、軽らしい姿や使い勝手にもこだわられた、同じダイハツ・ミラの妹分。

エッセ フロントオーバービュー

流行に左右されることなく、内外装とも飽きのこないシンプルなデザインでポップなボディカラーも多く設定され、カジュアルな雰囲気にまとめられています。

シンプルという言葉に託された低価格というエッセの魅力は、開発時間の短縮や、生産技術の進化、材料革命、大規模な販売計画などの緻密なコスト削減によって実現しているといえます。

軽の規格枠いっぱいのサイズながら、実際よりも小さく見えるデザインにより、自転車感覚で毎日気軽に付き合っていける軽、それがエッセなのです。

エッセ リヤオーバービュー

ちなみに、『エッセ』という車名の由来は、essence(エッセンス)=本質という言葉からとったもので、さらに、Eco・Simple&Smart・Easyの頭文字をもじったものでもあります。

ということで、今日は、シンプルでおしゃれなカジュアルミニ、『ダイハツ・エッセ』のデザインをじっくり検証していきます。

エッセの内外装

◆エクステリアデザイン:
エッセのデザインキーワードは「シンプル&スマート」。プレーンで安定感のある台形スタイルは、デザイン性だけではなく、機能的にもすぐれた特性をもっています。たとえば、はっきりとしたボンネットを持たせることで、車輌感覚をつかみやすくしたり、Aピラー(運転席・助手席前にある柱)を立たせることで乗り降りしやすく、さらに運転席からの視野を広くできたり、Cピラー(一番後ろの柱)を思いっきり傾斜させることで、バックドア開閉時には一歩も下がることなく、しかも予想以上に軽く開閉することができるようになっています。傾斜したバックドアは、全開にした状態でも、背の低い女性の手が届くような設計になっています。

エッセ 真横から

そして、水平基調のウエストラインは、エッセの“シンプル”というキャラクターを表現しているかのよう。ウエストラインは、そのクルマのキャラクターを表すことから、キャラクターラインとも呼ばれています。

ボリューム感のある前後バンパーは、シンプルな台形スタイルと調和した見事な造形。フロントバンパーでは、左にエアインテーク、右にナンバープレートというようにデザインされ、シンプルな外観にアクセントを与えています。

エッセ リヤコンビランプのアップ

リヤコンビランプは、シンプルでありながら、他とどこにも似ていないし、シンプルすぎて、ウインカーとバックアップランプが少し盛り上がっていることくらいしか特徴といえるものがありません。リヤバックドアに貼りつけられたESSEという車名エンブレムは、よくあるメッキの立体形成ではなく、シールになっていて、グラデーションもなかなかキレイです。ESSEの車名ロゴのフォントにも好感が持てます。

◇エクステリアまとめ:
水平基調のウエストラインを持つシンプルな台形スタイルが特徴。

●インテリアデザイン:
自然と目が行くところに必要なものをまとめているので、使いやすく、分かりやすいのが印象的。デザイン性と機能性をうまく融合させている点に注目。軽初!というような目だった新装備はないものの、表示の大きなスイッチや、照明・チケットホルダーつきサンバイザー、ぴったりと閉まるように作られたエアコンふき出し口など、こだわっているトコロは、とことんこだわられています。

エッセ ドアは90度まで開ける!

エッセ 8色のボディカラーとシートカラー

内装には8色のボディカラーとフロントシート、リヤシート、ドアフレームの色を調和させたハーモニーインテリアなるものが採用されています。最近のクルマのドアはフルトリム(ドアの内張りにボディの鉄板がむき出ていない)が主流というなか、あえてドアの内側でボディパネルをむき出しにすることで、新鮮さを与え、コストダウンのほか、外装とのコーディネーションも相まっています。
この割り切りの良さは、小枠なヨーロッパのコンパクトカーを思わせます。さらに、インパネのプラスチックの質感も高い!シンプル・低価格だからといって、他の軽とも遜色ない仕上がり。また、スピーカーには♪マークが付けられ、雰囲気をにぎやかにしてくれるポイントも見逃せませんね。

エッセ メーターとスピーカーの♪

置時計のようにインパネ中央のちょっとくぼんだスペースに置かれたスピードメーターは、視認性を第一に考えられたデザインになっています。シフトインジケータや、燃費計などもメーター内の液晶パネルにまとめて表示されます。インパネをシンプルにまとめるために、タコメーター(回転計)の設定はナシということです。

○インテリアまとめ:
軽と思いっきり割り切っていながら、インテリアカラーをボディカラーとマッチングさせたコーディネートや、目に見えるところへのこだわりは、他の軽に引けをとらない凄みがある!

◎総括・個人的見解
ムーブ、ミラ、タントに続く、ダイハツの4番バッター的な位置づけのエッセは、今までにはなかったシンプルかつ新鮮なデザインで、どこかなつかしさを感じ、ほっと安心するようなデザインに仕上がっていると思います。軽だからという割り切った考え方も上手。シンプルながらにこだわられたデザインは、見飽きせずに、10年経っても使っていけるようなクルマだと思います。

エッセ 4種類のコーディネート

また、4種類の内外装コーディネートバージョンが用意され、好みに応じたチョイスが可能になっています。一番ハデな「カラフル・モダン」、アルカンターラを多用して高級感を演出した「プレミアム・モダン」、MOMO製本革ステアリングやアルミ製ペダルを装備した「カジュアル・レーサー」、ウッド調パネルを張り巡らせる「ナチュラル・モダン」の4パターン。

コスト削減のための工夫は、前述したインテリアのむき出しになったボディパネルのほかにも、フロントバンパーにはわざとツヤなし塗装としたり(ボディカラーのほとんどが明るい色だから問題なし!)、ウインドウガラスも可能な限り曲率の小さい造形にするなど、コスト削減も結構細かいところでやっているようですね。


というように、今日はダイハツエッセを取り上げました。このように、AutoStylingのクルマデザイン研究ブログでは、エンジンやサスペンションなどのメカニズム的なハナシはあえてせずに、“デザインだけ”と割り切ったハナシを展開していきます。メカニズム的なことで、デザインにも関係してくるような特筆すべきようなことはもちろん書きますが、あまりマニアックな内容は省略するようにします。

こうしている今でも、ほかのクルマのデザインプレビューの記事を案帳にて書き進めているところです。内容は、今日のエッセのデザインプレビューと同じようなカンジになると思います。
エッセのホームページ
ダイハツのホームページ

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さて・・・ 新生活、かどうかは分からないけど、高校2年生が始まって、1年の頃と比べたら楽しさが格段に違う!まず、笑顔が絶えなくなった。1年の頃は、笑うことなんてあまりなかったんだけど。教師陣が刷新され、嫌いな数学も、先生の授業が分かりやすくて、つい家でも勉強してしまったw そして、自分の席周辺の友人関係も良好で、昼休みは机をくっつけて昼食をとるようになって。1年の頃は一人で食べてたんだけど。しかも、なんと、自分の後ろの席の人はクルマ好きということが判明してから、結構クルマの話をするようになった!クルマニア減少がさわがれる中(?)、やっとハナシの分かる友人ができた。ラッキー!バスケ部は、新1年生がドッっとたくさん入ってきて、まるで強豪チームのよう。ここでも思わず笑みがこぼれる。練習のキツさは、変わらないけど・・・
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