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>> 2025.09.02 (Tue)

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>> 2006.02.13 (Mon)

いやぁ~、正直、驚いた。
と、同時に喜びもあった。

D-Compact Wagon

これ見てよ。
3月2日から一般公開が始まる、第76回ジュネーブモーターショーという新しい車ばかりを集めた博覧会(=モーターショー)に、こんなクルマが出展されるそうだ。

実はこれ、ダイハツ工業がプロトタイプ(=試作品)として出展する「D-Compact Wagon」という、ダイハツ版トヨタbBなのである。

bB

トヨタbBといえば、第39回東京モーターショーで話題になり、12月26日発売の、クルマ型ミュージックプレイヤー。
モーターショーから、市販まで、ほとんどデザインは変わらず。まさか、モーターショーのスタイルのまま出てくるとは思わなかった。
しかもこのbB、売れているそうじゃないか。月販目標台数が5,000台、で、販売実績が目標台数の約2.5倍の約12,500台。たいしたもんだ。

この、bBの特徴として、「音・光・まったり」をキーワードに、室内全体に9スピーカー、室内11ヵ所にイルミネーション、座面が深く沈みこむことにより、今までにないくつろぎ感をかもし出す「マッタリモード機能付きフロントシート」。ギャンギャンビカビカマッタリと、今までにないキャラクターの個性的なbB。

これらの特徴を他に例えるならば、音では、DJブースのような空間の演出。光では、クラブやライブハウスにいるかのような雰囲気の演出。まったりでは、隠れ家的な雰囲気を、それぞれ演出している。

余談で、この「マッタリ機能付きフロントシート」は、フロントシートの座面が約8センチ沈み込み、カウチソファのような状態になり、車外から乗員が見えなくなる。今まで、こんなアイデアはなかった。でもこれ、bBにしかできないワザで、このアイデアを他のクルマがやったらどうだろう?三菱iがやったら?…変だよね?そう。こういうことは、こういうキャラクターを持つbBだからできるワザなのです。

三菱i

↑三菱i(アイ)

外観デザインでは、「妖しさ」、「いかつさ」をテーマとし、ワイルドで存在感のある雰囲気を創出している。個性派2boxにふさわしいbBのアイデンティティである。これは、トヨタ車のデザインフィロソフィー「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」に基づき、今までにない立体構成や面表現を採用し個性的な造形を実現している。独特な陰影を映し出す大きく反った凹面をフロント、サイド、リヤに採用。さらにフロントから大きな弧を描きながらリヤにかけて高い位置に伸びていく、堂々として特徴的なボディライン。

キャラクター面においても、デザイン面においても、実に“はっちゃけた”のが、トヨタbB。 …って、bBの話してる場合じゃないぞ。

で、今さらだけど、本題。ダイハツがジュネーブモーターショーで出展するプロトタイプ「D-Compact Wagon」。
実は、bBはトヨタとダイハツの合作であり、bBのOEM(=相手先ブランドでの販売)として、D-Compact Wagonが存在しても、何らおかしくはないのである。

しっかし、このD-Compact Wagon。bBは、はっちゃけすぎて、若者しか興味を持ってくれそうもないデザインだけど、D-Compact Wagonは、老若男女、誰にでも合うデザインじゃないか?サイドのボディラインや、フロントライトの造形とか、どことなくbBの雰囲気を残しながらも、「我はダイハツ車である!」と言わんばかりの主張が表現されている、ように思う。

最近出された新車で、このD-Compact Wagonは相当マジメにデザインされていると感じた。まぁ、妥協してデザインされているクルマはないだろうけど。マジメなデザインでありながら、堅くない。販売が開始されるのは、おそらく、ジュネーブモーターショーが閉幕するのが3月12日だから、3月の下旬~4月の初旬頃になるだろう。

そうそう、ダイハツ関連ネタでは、先日テリオスからBego(ビーゴ)に改名した↓のクルマ、

テリオス

海外向けでは、名前は変わらず、テリオスのまんまなんだそうだ。
日本では改名して、海外では改名せず。ということだ。
ちなみに、このBegoはトヨタへOEM供給されていて(というか、bBと同じで共同開発)、トヨタでの名前はラッシュ。前身、キャミ。
テリオスは昔、軽自動車で、キャミは普通自動車だった。同じボディを被りながら、エンジン・車格は全く別物だった。余談で、テリオスの販売終了後も、キャミは販売を継続していたそうな。
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〔23:14〕
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>> 2006.02.12 (Sun)

クルマの楽しみ方っていうのには、いくつかあって、まず、運転する楽しみ。クルマといったら、これ。
それと、改造する楽しみ。さらに、撮る楽しみ。そして、見る楽しみ。

なんてったって、僕みたいにクルマの運転免許を持っていないヒトにとって、
クルマは『見る』ことしかできないのが、現状。
やろうと思えば、改造も撮影もできるけど、クルマをただ単に眺めるのは最も手軽で、カンタン。


冬になって、雪が積もり、自転車やクルマを使わずに徒歩で登校するようになると、
まず目に入ってくるものはクルマ。
家を一歩外に出れば、そこにあるのは街中を走るクルマ達。
自転車やクルマでの登校だと、周りのクルマも風景となり、景色となリ、街の中のクルマを
じっくり見るということはあまりないけど、徒歩だとどうしてもクルマに目が行ってしまう。
今まで気にも留めていなかった乗用車の、ライトの中の構成まで、じっくり眺められたりする点で、
徒歩は日常でいながら、クルマをじっくり観察させてくれる良い機会を与えてくれる。
『クルマを見たい』という、クルマ好きの単純な欲望を満たしてくれる。

書店でクルマ雑誌を立ち読みしていると、友人に「クルマの何がそんなに好きなの?」と質問された。
「何が、って言われても…」返答に困る。クルマ好きとはいえ、なぜ自分はクルマが好きかなんて考えたことはないし、
そもそも、好きに理由なんているの?
クルマ好きでもわからない、クルマが好きな理由。これって、なんなんだろう?気になる…。


はい、ええっと~、明日からこのブログが真面目に動き出します。
どんなことを書いていくのかって?
それは明日からの記事を読んでからのお楽しみ、ってことで。
あ、クルマの楽しみ方、もう一つあった。
クルマデザイン研究ブログを読む、なーんてね(笑
〔00:32〕
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>> 2006.02.11 (Sat)

カーコラージュ。略してカーコラ。

今日は、いま流行(?)のカーコラについて書こうと思います。

カーコラとは、車画像の一部と他の車の画像の一部をCG合成したり、
あるいは、パーツを付け替えるなどして別の車に改造することを指します。
要するに、作る人の創造によって、多種多様な自動車を作り上げることができるのです。
中には、「元のクルマが何なのか?」と思わせるような作品や、
「これはすげぇ~~!」と感動の涙を誘うような作品を作ることもできます。

それでは、そのカーコラとやらを見てみましょう。
カーコラとは
この車は『トヨタ ハイラックス スポーツピックアップ』という車です。
これは、タイヤの位置を移動させて車高を低く見せているのです。
これだけではありませんが、これがカーコラージュです。
他にも、ライトを他の車から移植するものなどがあります。

では、そのカーコラを作るためには。
カーコラを作るためには、作成者のセンスや技術も必要です。
が、しかし、アイデア(発想)だけで立派な作品を作ることもできます。
ただ、カーコラは言うまでも無く、CGです。
CGというと、『コンピュータについて並外れた知識と技術を持っている、一部の人間だけが触れることのできる領域』だとか、
『数万円もするソフトを使わなければならない』 などというイメージがあるようですが、
そんな硬いものではなく、パソコンに最初から入っているソフトで簡単に作ることができるのです。

◆絶対必要
Wndows ペイント:MS ペイントと呼ぶ場合もあります。Windowsに最初から搭載されているペイントソフト(お絵かきソフト)です。
マウス:自分の手の大きさなどに合った、一番使いやすい物を選ぶのがベスト。
車の画像:これがなきゃ始まらない、カーコラの素。自動車販売会社などのサイトからコピーしてきます。著作権の問題もあるので、加工していない画像をネットにアップするのはやめましょう。
◆あると便利
ペンタブレット:いわば、エンピツ型マウスと言っても過言ではないデバイス。カーコラを使う上で、これと言って使い道はない。カーコラというより、イラストを描く際は大変重宝するが、慣れが必要。
その他のペイントソフト:CGを作るためだけに開発されたソフトです。市販されているものでは、1万円前後が主流です。

ネット上で無料で配布されているペイントソフトもあります。
ただ、無料だけにエラーが起こりやすかったりします。

カーコラについて、ちょっとは理解を深めてくれたでしょうか。

ここで、昔作ったヘンテコカーコラを披露します!
ボンネットバストラック
バスをベースに、フロントマスクを移植したSUVとトラックの荷台を合成。
こんなクルマ、ありえないw バスに荷台つけてどーする!?

ということで、このブログではたま~にカーコラを発表していきます。
さぁ、次回はどんなヘンテコカーコラが飛び出すか!?
〔23:57〕
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>> 2006.02.10 (Fri)

トップ画像原画
原画。BMWのサイトのフラッシュコンテンツからプリントスクリーンして、これを元に絵を描いていきます。とは言っても、この上から直接なぞる、といった手法で書き上げていきます。
トップ画像gif減色
gif減色。16色までgif減色させます。gif画像として保存する際に、16色しか使わないという条件で保存すると、こうなります。
トップ画像ぬりつぶし
色をスポイトツールで採って、同じ範囲を塗りつぶしていきます。塗りつぶすときのブラシツールの太さ、種類、濃さを場所によって変えつつ、手描きっぽく見えるようにペイントしていきます。
トップ画像フロントライト拡大
フロントライトは小さいので、パーツのみ切り取って拡大し、同じ作業をします。そしてペイントが終わったら元の大きさに縮小して、元の画像に合成。この作業を、ホイールやグリルでも実行します。こんなカンジの作業を繰り返して、手を加えていないところがないようにします。
トップ画像合成
とりあえずできあがった車の絵に、とりあえずの背景を合成させて、ひとまず完成。今度はこれにそれらしい背景を書いて合成させます。
トップ画像路面画像
GT4フォトモードから撮った路面の画像を拡大。(GT4とは、プレイステーション2のドライビングシュミレーターです。フォトモードとは、GT4内にある、クルマの撮影をメインとするモードです。)
トップ画像センターライン合成
これに、またGT4フォトモードから撮ったセンターラインを合成。
トップ画像合成2
これにいったん車の絵を合成させてみる。う~ん…ナカナカ。何かモノ足りなさを感じるので、今度はタイヤ痕を書き込んでみます。
トップ画像タイヤ痕
この作業は、濃さの調整や場所によって色を変えたり、それっぽくなるように書き込み。今度は、この出来上がった路面画像に、車の絵を合成します。
トップ画像合成3
まだ不自然さが残ります。…ナンダ?影だ!
トップ画像完成
影を書き込んでみると、自然に。で、完成!

ちなみに…
今回はBMW M5を採用しました。トップ画像は1ヶ月に1枚くらいのペースで描いていくつもりですが、車種選定については独自の基準に基づいて選んでいます。特に『心から美しいと思ったデザイン』『心に響いたデザイン』の車を採用候補として挙げて、トップ画像として、原画が最適なアングルであったり、カラーであったり、そういったものが希望と合致すれば、その車に決定して、描き始めます。この車を描いてほしい!とった希望があれば、原画も添えて教えてください。トップ画像に使うかもしれません。
〔00:31〕
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